2017年5月31日水曜日

お宅探訪シリーズ・3

先週末も行ってまいりました。別荘の下見。


今回も本気の人たちが
床下から屋根裏までほじくるように見ていました


なかなかいい場所でした。便利なのに森の中。
そしてここの一番の売りは、裏の藪を抜けたら・・・・


別荘の組合が持っている船着場


湖で遊べること。
湖で水遊びは寒いので我が家はやる気がありませんが、船を出して漕ぎ出すのはいいかも。


ですが、古い別荘あるあるの諸問題(上水道、下水道。機能的な問題ではなくて法的な問題)がちょっと面倒そうなので、今回もパス。あと本気の人たちが数組。値上がり必至。


お宅探訪、まだまだ続きます。




2017年5月29日月曜日

焼肉の作法の違い

先日お客さんを呼んで我が家で焼肉大会をしました。

サーロイン約2kg
半冷凍で薄切り。手首に来ました。
日本だったらグリルを囲んでジュージュー焼いて、自分の肉は自分で面倒を見るところですが・・・
こちらでは残念、冷めてしまうのですがお皿に乗せてテーブルに持っていかないといけません。

無謀にも韓国人のお客さんもいるところで
キムチとチャブチェも出してみた(一応褒められた。でも社交辞令)
焼きたてをどんどん皿に盛るスタイルだったので
ホステス大忙し
初めはこの時間差に違和感がありましたが、もう焼きたてジュージューは諦めました。
スウェーデン人、あんまり立ち食いしないです。(スイスにいた頃はカジュアルなパーティは立ち食いが基本だったような・・・)

大勢のパーティーでも着席が基本。あんまり社交で歩き回らなくていいから楽です。




2017年5月27日土曜日

お宅探訪シリーズ・2

ただいま鋭意セカンドハウスのため、お宅探訪中です。
予算・場所・手入れのしやすさ・旦那さんがリノベーションで遊びたいみたいなのでちょっと手入れをする余地があるか(新築とかリノベーションしたばかりの見た目のいいのとかは外す)・・・などが我が家の購入ポイント。


今回はすっごい森の中をどんどこ進んだ田舎も田舎。もしスウェーデンに引っ越してこんなところにまず住まされたら、速攻帰国していたでしょう・・というくらいの何もないところ。
実家の母に言わせると、私たちが現在住んでいるところですらすっからかんで何もないところなのに、さらに田舎に一軒買うなど「アホらしい」話らしいです。

1890年に建てられた築127年
中の階段や床はすべて本物の切り出した木
でできていました(合板なし)


木の上に子供の遊ぶ小屋がありました
これもポイントの一つでした

この時期・天気にオープンハウスをされると購入意欲が上がり、予算なんかで無理をしそうで危ないです。(大丈夫、横に超現実主義の旦那さんがいますから・・・)

この家はリノベーションが難しそうでした(何てったって日本で言ったら明治時代に建てた家・オリジナル)、そして遠すぎ。地図で見るよりも入り組んでいくのが大変でした。
今回はパス。

ということでブログでお宅探訪シリーズを始めてみようと思います。(前回のがあるからすでにシリーズ二番目)
将来自分で読み直しても面白そうだから・・・





2017年5月25日木曜日

定例化しつつある飲み会

先日も行ってきました。
お酒を飲む会。そして酔っ払ってアホらしい話を日本語でできる会(注・私以外は皆さん知的な大人な女性達です・・・私が会のIQを見事に引き下げております)

今回のレストランは

ムール貝が美味しい

De Klompというオランダ風の名前の付いた(オランダの木靴のことです)パブレストラン。
いろいろな種類のビールがあります。
オススメですよ。
リンクはこちらDe Klomp 

2017年5月23日火曜日

戦闘機博物館

わが町の基幹産業の一つは戦闘機サーブ。
一応200年くらい戦争をしていないスウェーデンですが、周りの国の攻撃から身を守るための気は抜きません。10年くらい前までは各アパートに防空壕みたいなのが標準装備されるくらい・・・って言いながら数年前の復活祭のお休みにロシアからスクランブルかけられたけど、反撃がかなり出遅れたらしい(みんなお休みで人手が少なかったのね。スウェーデンあるある)

そしてよその国に戦闘機を売って大儲けしているらしい(タイ・ブラジルあたり)。
戦闘機を作っているので、パイロットの養成もこの町でしています。よく練習機が頭上を飛んでいます。

ということで町に戦闘機博物館もあります。
先日娘さんの保育園が平日にお休みになったので(これ、スウェーデンではよくあるのです。半年に2回くらい。親はなんとかして休みを確保する必要が・・・)暇つぶしに連れて行ってきました。(お友達家族が一緒に行こうと誘ってくれたからなんですけど・・私一人だったらこんなところ思いつかなかった)

各時代の戦闘機がずらり



シュミレーションこのほかにも数台あり
休日は順番待ちが長そうです


その他いろいろ子供達にも飛行機について興味を持たせる工夫がいっぱいありました。
子供の頃から自然科学に興味を持たせようという魂胆が見えます。(もしくは空軍への勧誘)

娘さん、風圧で遊んでいます
時々マリリンモンロー並みにスカートが
浮き上がっていました

ちなみに現在の政府は博物館や美術館(一部だと思います)をただにする方針を出していますので、こちら1日遊び放題でただ。
まあ、そのための税金払っていますが・・・



2017年5月21日日曜日

スウェーデン人になるための基本技術 その6

それは郊外に家を買う、もしくは別荘を買う、です。

みなさん、親兄弟が別荘を持っていたりした場合は、一緒に使ったり譲ってもらったりするようです。
郊外に家を買う人もいますが、とにかく田舎に一軒。

さて、別荘と言っても日本で想像するお金持ちのゴージャス別荘と違いこちらは山小屋風の雰囲気で、少し簡易な生活をする感じのところです。お間違えなきよう・・・
(中にはゴージャスな別荘を持つ方もいますが庶民には一般的ではありません)

最近、我が家も買っちゃう?という話が出てきました。
で、先日スウェーデンで中古住宅を買うときのお約束、visning(ヴィスニング・オープンハウスみたいな感じです)へ行ってきました。

 



他にも3組来ていました
そのうち人くみの目は本気よ書いて「マジ」とよむ
って感じでした・・・
我が家もいいなあ、と思ったけど入札で負けるでしょう・・・




2017年5月19日金曜日

地元レストラン情報

先日通りかかりに見つけた新しいレストラン
Miss Búiという
ベトナミーズレストラン

いつもベトナム系の方が出すレストランはタイ料理だったり寿司屋だったりをしていて、残念に思っていたのですが、とうとうベトナム料理を売りにお店が出ました!!

よくベトナム料理を真似てヌードルサラダに肉をグリルしたトッピングの”ブン・ティット・ホー・ヌオン”(お店で注文数する時言ってみたら通じなかったので、私の発音はダメらしい)を作るのですが、非常に面倒なのです・・・お店で気軽に食べられたらいいな。と思っていたので嬉しい!


私が作るのとは違う味
(というか私のレシピの方が真似っ子の偽物。この味を覚えてレシピ変更?)
美味しかったです。

お店にはベトナム人がたむろしていました。これは美味しくて、本場の味の証拠!
(でもお肉がレトルトパウチから出てきているのは内緒!・店で作っているのか、ベトナムから輸入しているのか、どこか海外工場で作っているかは不明)
メニューは少なくてほぼテイクアウェイ仕様の小さなお店です。おすすめですよ。
リンクはこちら  Miss Búi



2017年5月17日水曜日

ワッフルのレシピ覚書

私はどこかから人からもらったり、ネットで拾ったりしたレシピをついポストイットに書き込んで引き出しに入れっぱなしにすることが多いです。

その中には我が家の定番になった大切なものも含まれます。
大概頭の中に入っていたりしますが、久しぶりに作ろうとするときはそのポストイットが必要です。

先日、卵なしのワッフルを作ろうとしたら(娘さんのアレルギーのため)、まんまとポストイットが見つからず慌てました。よって自分のために覚書。
これはどこかのスウェーデンの方のブログから拾ってきたと思います(確かではありません)


スウェーデンのワッフルはぺったんこ
ベルギー風のでは焼けないので注意

不親切レシピ
180g 小麦粉
小さじ半分 ベーキングパウダー
250ml 牛乳
60g 溶かしたバター
小さじ4分の1 塩
大さじ1 砂糖
100ml 炭酸水
上記をボウルに入れてグルグル混ぜるだけ。
分量外バターをワッフルの型に塗ってワッフルを焼く。

ジャムや生クリームをつけて召し上がれ。
焼きたてはサクサクで何もつけずに食べるのが一番好きです。
土日に私が休みだったりすると朝ごはんになります。食卓で焼きながら焼けたのからどんどん食べます。

2017年5月16日火曜日

蟻の巣のような地下

スウェーデンの病院では、一般の人が通る道とは別に職員用の裏道があります。
働き始めた時は病院の位置関係が把握できず、方向音痴で、すべての道は別に壁紙の色とかも変わらず無機質で、さらに出られなくなったらどうしようと不安が重なりドキドキしたものでした・・・

時々おお!こんなところにつながっていた!という発見もあります。
建物が広い敷地に沢山あるし、冬の寒い時は地上を移動するのがとても難しいですし・・・でも蟻の巣のような感じがします。

ここはまっすぐな道しか写っていませんが
横道がいっぱいあります

でも合理的です。患者さんをベットに乗せたまま検査などに連れて行く時、一般の人たちに合わずにさっと連れて行けます。

日本で働いていた時は人をかき分けて進んでいた記憶があるので・・・


2017年5月14日日曜日

スウェーデン人になるための基本技術 その5

それは道のないところに道を作る。
みなさん合理的な考えをお持ちなようで、ちゃんと舗装されている道路があるにもかかわらず、芝生や森の中を横切って獣道のような近道を作ります。

みんなが通るのでその芝生の上はハゲハゲ・・・


私ももちろん通ります
こちら森の中
十時に獣道が

スウェーデン人に言わせると何にもない藪の中にも通り道が見えるそうです・・・(全員ではないと思いますが。うちの旦那さんには無理っぽい)

そしてこういう場所でピクニックなどをするときの場所取りがとっても上手です。おお、こんなところに!!というところで家族でピクニックしていたりします。




2017年5月12日金曜日

エビカニ食い放題

食い放題と言われると
つい元を取ろうと後悔するまで食べる癖が・・

お外でビールが美味しい季節が来たので、外でご飯を食べようと出かけました。
本当はテラス席で肉の塊などかじりつくところですが、ふとこの毎週金曜日の海鮮食い放題を思い出し、室内ですがこちらに参戦。

エビカニはキトサンがたっぷりなのでお腹がゆるくなりがちですが(失礼!)心ゆくまで甲殻類の殻をバキバキ言わせて食べてきました。


Von Dufvaというレストランで毎週金曜日の夜のみやっています(夏休みもあるので要注意)興味のある方はどうぞ。

注意!初々しいデートには向きません。

2017年5月11日木曜日

理系に子供達を誘導洗脳作戦?

先日、娘さんのお友達のお誕生会へ付いて行きました。
会場はFenomenmagaginetという自然科学の仕組みを学べる小さな小さな博物館。

ここでちょっとした実験を見て、会場を走り回って遊ぶという企画でした。


今回のテーマは水
温度で重さが違うっていうのでした

わが町は戦闘機サーブが基幹産業の一つ

自然に物理の仕組みやらなんやら学べる施設です。が、これは親や付いて行っている人たちがうまく子供に説明できないとただの入れ物。

今回理系の旦那さんが一緒じゃなかったので、娘さんには猫に小判でした。(ただ遊んで終わり)



2017年5月9日火曜日

よく集まる・・・どうして?

お昼ご飯の前菜

結構な頻度だと思うのですが、働いているクリニックで集まりがあります。
朝からサンドウィッチのお茶の時間、ご飯、デザート付き、午後のフィーカと延々と餌付けされてしまいました。


大した話はしないし、こうなると働いている職場が手薄になるし、いつもなんでだろうと思いながら、これで働いている日の1日に数えられるので黙って参加。(楽な方を取る)

2017年5月7日日曜日

桜が人気です

最近よく桜の木を見かけます。ちょっとしたトレンドかもしれません。

しだれ桜

公園などでよく見かけるようになりました。移住当初は桜の木を探して歩きまわっていたのに、今ではあちこち、家の裏ですら見かけるようになりました。

サクランボの木はよく見かけますが・・・

さて、なんだか不格好なしだれ桜だなあ・・・と近づいて覗いてみると

継木でした
見えますか?ちょっと段差がついているところ・・

急ごしらえの桜の花人気に合わせてズルしています・・・


2017年5月6日土曜日

お外でビール、2017年プレミア

スウェーデンに一気に夏気分が来ました。先々週まで雪が降っていたのに・・・

仕事の後に職場の人と

こうなるとみんな同じことを考えているようで、金曜日の午後は3時頃からテラス席のレストランやバーがどんどん埋まっていきます。

これが今年の春夏の初めての外ビール。いい天気が続いていっぱい飲めますように・・・
スウェーデンの夏は外でお日様を浴びながらビールを飲むのにピッタリな陽気です(日本じゃあ熱中症になって危ないですね)みんな日焼けを恐れずどんどん半裸になっていきます。

今日も女子たちはタンクトップ一枚になって飲んでおりました。(私は後10キロ痩せたら参戦します)

2017年5月3日水曜日

洗脳?

先日友人宅で見たもの


よちよち歩きの子供の手押車。

病理学の本・英語ですね
スウェーデンで専門的な勉強をすると教科書が英語になります。
人口が少ない上、そんな勉強をする人となると
かなり人数が限られるので、翻訳待つより英語の本を買う方が早道
よって皆さん英語が達者です・・・

こちらの本は恐ろしくしっかりしていて重いです。軽すぎてひっくり返らないように重石の代わりをしています。

もう1歳足らずで病理学の本を眺めながら・・・えらい洗脳です。

2017年5月1日月曜日

春のお祭り

4月30日は毎年春のお祭りをします。Valborgと言います。
(日本語でヴァルプギルスの夜と言います。ウィキペディアでも読んでみてください)
次の日がメーデーで祭日なのでちょうどいいです。

今年はカレンダーの並びが悪くて普通の土日と噛んでしまってますが、この日は(お仕事の種類によります。病院では無理)お仕事を早退して友人や家族同士で集まってご飯を食べたり飲み会したりします。(だから出店が出たりする日本のお祭り風にはなりません。皆終わったらさっと家に帰って飲みの続きとかご飯の続きをします)

私は仕事でしたが仕事が終わった後友人家庭に呼ばれバーベキューしました。

その後近所の焚き火(焚き火をするのがトラディション)へ。



規模が小さめの焚き火で見に行ったらもう燠火
山伏だったら素足で渡りそうだな・・と思ったけど
これをスウェーデン語で表現できず黙って見た


大きな雰囲気のある焚き火もありますが、ちびっ子連れだったらこれくらいでよし。

日が長くなりました。この写真で夜9時前。
やっとスウェーデンに春が来ました。