スウェーデン日々雑記: 1月 2016

2016年1月30日土曜日

脂肪の火曜日

クリスマスが終わったと思ったら、もう復活祭の準備が始まりました。
今年の復活祭はいつもよりも早めに来ます。復活祭は移動祭日なのです。
（クリスマスの後の満月がなんたらかんたら・・・どのあたりが休みになるかしか興味がないので、いつまでたっても説明できず）

当日前後はまた色々あるのですが、アドベント同様随分前から色々待ちわびて準備が始まります。

それがこれ↓

お友達宅にて
街で一番人気なお店のセムラ

セムラというパン。

甘めのパンをくりぬいてアーモンドペーストと砂糖でがっつり甘い餡を入れ、甘くない生クリームでデコレーションしています。

随分昔は復活祭前の断食（と言ってもきっと肉や乳製品を食べない、と言う程度の断食だと思います）を始めるにあたって、カロリー爆弾であるこのセムラを食べて備えていたそうです。

で、セムラを食べる日を脂肪の火曜日と名付けているそうです。

脂肪と砂糖の爆弾なのですが、癖になる美味しさ。自分を律さないといくらでも食べ続けて大変なことになってしまいます。（好き嫌いはあると思いますが、私には麻薬レベル）

ということで、今年はまだ（？）2個のみ。脂肪の火曜日（Fettisdagen 今年は2月9日）前後でもう一個だけ食べようと心に誓っています。

2016年1月20日水曜日

基本、空気中の水分も凍っているため乾燥してからっからのスウェーデンの冬。
ダイヤモンドダストなんか日常茶飯事。
ですが、時に寒いのに湿気のある空気が流れてくることがあります。

湿気があると体感温度が下がり、寒く感じるのですが、こういう天気の後には素晴らしく美しい樹氷が作られます。（年に一度あるか、ないかくらいの頻度です）

昨日がそうでした。

今回はやや薄めですが、がっつり出るときはまるでサンゴ礁のよう。それはそれは美しいです。

白樺の木が光に反射してキラキラ光っていました。
電話で撮った写真なのでイマイチですが・・

本日マイナス９度です。天気がいいのでちょっと散歩しました

今日はスカッと晴れました。

寒いですが、本当にお日様が恋しくて、寒くても、行く先がなくても、つい外に出てしまう在スウェーデン７年目の冬。

2016年1月10日日曜日

やっとクリスマスが終わり

スウェーデンではしつこくクリスマスの期間が続いていました。
クリスマスの日から数えて１３日目も祭日になります。（キリストが洗礼した日らしい・・）1月6日までクリスマスのお祭り期間なのです。

旦那さんからのツッコミでは正しくは20日後までお祭りだそう。ですがいつまでも祝って休むわけにはいかないので最近は13日を区切りにしているそう・・13日目でも長すぎ（というのは働き蜂の日本人的ツッコミ）。
（農業が主な産業だった時代のお休みですね。冬は雪に閉ざされて何にも生産できませんから）

恵まれた職場（旦那さんのとか・・）はクリスマスイブの前日くらいからこの日まで２週間お休みです。私は盆正月、もとい夏至祭・クリスマスのない職場・・羨ましい・・

我が家はこの日にクリスマスツリーを片付けました。この日を実は待ちかねていました。もうもみの木が水を吸い上げきれなくて乾燥して、葉っぱがパラパラ床に落ちて片付けが面倒だったのです。
（多くの家庭では20日後までまだクリスマスの飾りが窓辺に出ています。我が家はついでに片付けました）